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「羊たちの沈黙」を見た後に…




こんにちは!台湾在住ブロガーのCAM(キャム)です!




少し前に学生時代のイギリス留学にて
オタク氏と出会ったエピソードを
書きましたが、
今回もイギリス留学の話を。



日本で通っていた大学の提携校がある
イギリスのマンチェスターに
留学したのですが、
その時はホームステイをしました。




アメーバブログの方でも
時々書いていますが、
今でもイギリスのホストファミリーとは
連絡を取っていて、

私の台湾での結婚式にも
はるばるイギリスから来てくれたし、
その後も台湾旅行に来てくれて、
一緒に電車で台湾一周もしました。




日本の実家にも遊びに来てくれて
私の母もクリスマスやホストマザーの
誕生日にはプレゼントを贈ったり、

イギリスからもプレゼントが届いたりと
家族ぐるみで今でも交流があります。







イギリスではホームステイは1つのビジネスで、
特に日本からのホームステイは料金も高いし、
理不尽なことが起きても我慢してしまう子が多く、

ホームステイを生業にしているお家では
いいように扱われてしまうことも多いそうです。



私の学校からのプランでは、
朝と夜はホームステイ先で
出してもらえるように金額を払っていて、

部屋は1人部屋を用意する
というルールだったのですが、


到着したら知らない
トルコ人学生と相部屋だったとか、

朝も夜も作ってくれない、

(朝は誰も起きていないし、
夜は家族みんな遊びに行っていていない)


自分で食べるように買って置いたパンを
勝手に相部屋の人が食べていたり、
ホストファミリーが食べていたり、
などなど、

つらい思いをした人も多かったです。



学校の学生センターに何度も
相談に行ってホストファミリーに
注意して欲しいとか、

ステイ先を変わりたいと言っても
あんまり親身に対応してくれなかったりと
まわりでは大変なこともたくさんありました。





私はと言えば、
本当にラッキーで、
すごく素敵なホストファミリーに
迎えてもらい、
楽しい留学生活になりました。



イギリスのパパさんはお医者さん、
ママさんはドイツ人で専業主婦、

その時は一緒に住んでいませんでしたが、
一番上のお兄ちゃんは、
ケンブリッジ大学の大学院を卒業、
同志社大学に留学経験があり、
日本語がペラペラ
そして北京にも留学していたので
中国語もペラペラという人。


2番目のお兄ちゃんは
オックスフォード大学卒業後、
コンピューターサイエンスの分野で
博士号を取っているという人。


そして末っ子の子は私と同じ年でしたが、
リバプール(ビートルズの故郷)に
住んで働いていて、
一緒には住んでいませんでしたが、
何回か会ったことがあります。





まだ日本で留学準備をしている時に
ホストファミリーの簡単な説明を書いた
1枚の書類をもらっただけの
前情報だったのですが、

ホストファザー Dr.〇〇〇〇
って書いてあったんです。

確かにお医者さんだから敬称はDr.なんですが、



その少し前に母とWOWOWチャンネルで
「羊たちの沈黙」という映画を
見たばかりだったのです。

凶悪殺人鬼として出てくる
ハンニバル・レクター博士は
元はお医者さんだった設定ですよね。



私、留学に行くのが初海外で、
うちの家族も海外に行ったことがなく、
想像もつかない世界だったので、

それで母と2人で勝手に
レクター博士だったらどうしよう?!
なんてビビっていたのですが、

(めっちゃ失礼…、パパさんごめんなさい…)



めちゃくちゃいいホストファミリーでした。

本当にラッキーだった。





なんですが、
イギリス生活が始まった数日後、
パパさんが庭で何かしているので
見に行ったら、

「蛾を捕まえているんだ」って。


「ワタシノシュミハガヲツカマエルコトデス」

って日本語で言った。



蛾…。

いい趣味だと思うのですが、
初めて聞いたので驚きました。



毎日、母の携帯メールに
ホストファミリーの家のPCから
メールを送っていたのですが、

そこで母に
「ホストファザーの趣味が蛾を集めることだった」
と書いて送ったら、



「え!羊たちの沈黙じゃん!!」って。




羊たちの沈黙の中では
蝶々が1つのキーワードになっていて、

蛾ではないのですが、
蝶々と似ているから
そこで重なったみたい。


確かに…。



まだ見たことなくて、
グロテスクな感じもOKな方は
ぜひ見てみてください。





ま、そんな心配はよそに
ホストファミリーのおかげで
本当に楽しいイギリス留学を過ごしました。


私のホストファミリーは
本当に楽しみのために
ホストファミリーをしていて

学校に行く日のランチ代は
費用に含まれていないので、
自分で別途用意しなければ
いけなかったのですが、

「こんなに高い費用を払っているんだから
ランチも家のものを勝手に使っていいから
弁当を持っていきなさい」って
言ってくれて、

家でサンドイッチを作ったりして
学校に持って行っていました。



週末は自分で過ごすということで
これも費用に含まれていなかったのですが、

食事はもちろん、
色々な場所に遊びに連れて行ってくれたり、
おいしいものをたくさんご馳走になりました。

本当に感謝しかない。



私が学校の友達たちが、
ステイ先とのトラブルで困っていると話したら、
パパさんが学校の学生センターに
抗議をしに行ってくれたこともありました。



私が使っていたバス停が
ある日突然破壊されていて、

バス停のはずなのに
バス停の札がないからということで、

いつものバスを待っていたら
バスに通り過ぎられて、

(運転手さんは知ってるんです。
ここがバス停で、
ただ札が破壊されただけだと。)


しかも通り過ぎた時に
私にF〇CKの手をしたの。

(今、差別問題が話題になってますが、
こんなんは日常茶飯事。
オリエンタルな見た目の人への
差別行動も多いです…。)




でもいつものバスが行ってしまって、
学校にも遅刻してしまうし、
どうしたらいいんだと家に泣きながら
走って帰って、

ママさんに言ったら、
急いで車で学校まで送ってくれました。


そしてそのことをママさんが食卓で
パパさんに話したら、
パパさんがめっちゃ怒って
バス会社に抗議してくれて、

次の日にはラミネート加工された紙に
「Temporary Bus Stop」
(一時的なバス停)
と書いたバス停ができていて、

またそのバス停から
バスに乗れるようになりました。



私が帰国した後に
ちゃんとしたバス停の札が
また設置されたそうなのですが、

その写真をわざわざ撮って
パパさんが送ってきてくれたのは笑った。



本当に素敵なホストファミリーに出会えて
私は幸せ者です。





今は今まで予想もしなかった状況になって
国外に出られるようになるのは
いつのことになるか…、
という感じですが、


また国外に行けるようになったら、
日本に行って家族や
友達に会いたいのはもちろん、


またイギリスに行って
ホストファミリーに会いたいです。


その日まで
どうかみんなが無事であってほしいと
ただただ祈るばかりです。





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メモ台湾ブロガー・フリーライターCAM(Mikiko)
カメラ住在臺灣的日籍部落客(布洛客)・作者/作家・記者 

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by camtaiwan | 2020-06-19 07:12 | イギリス留学時代 | Comments(0)

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